災害対策と半オフグリッド生活用にJackery ポータブル電源700を購入 主婦目線レビュー

こんにちは‼ほのかです。

地震、洪水、豪雪など近年毎年のように災害が発生しています。2020年暮れにはLNG不足による電力需給逼迫のニュースもありましたよね。日本のどこに住んでいても、いつ停電に見舞われるか分かりません。その時のためにも電源の確保は各家庭で必須になりつつあるのではないでしょうか。

我が家は2020年の10万円給付金を使い、Jackeryポータブル電源700とソーラーパネル100ｗを購入しました。災害対策として購入したのですが、オフグリッド生活に憧れており日常でも使用しています。Jackeryポータブル電源700で、完全なオフグリッド生活はかなえられませんが、半オフグリッド生活は可能です。

今回は、Jackeryポータブル電源700とソーラーパネル100ｗを実際に約半年使用してみてのレビューです。防災対策用として購入を検討されている方やオフグリッドに興味があり小さく始めてみたい方のお役に立てればと思います。

Jackeryポータブル電源700について

Jackery ポータブル電源 700 大容量192000mAh/700Wh

製品の仕様は公式サイトや通販サイトを見ればわかると思いますから、実際に購入し使用してみて感じることを紹介します。


1．デザインのよさ・軽さ
まずなによりも、デザインが気に入っています。「プラスチックの安っぽい感じ。」と言う方もおられますが、プラスチック製なおかげで女の私でも持ち運べる重さ（6.3㎏）になっていますし、オレンジ色がかわいいです‼あまりに重すぎると女性や子ども・ご高齢の方には扱いにくくなりますが、Jackeryポータブル電源はユニバーサルなデザインになっていると感じます。

2．操作が簡単
「電気系統のことは難しくて苦手。」という人にも簡単な作りになっています。私も夫も電気系統の事はお粗末な知識しかありません…。しかし、そんな夫婦でも半オフグリッド生活ができているくらいですから大丈夫です！普通に家にあるコンセントに差すだけで蓄電できますし、蓄電した電気を使う時もこのボタンを押してプラグを本体に差すだけです。

ソーラーパネルも難なく繋げて使用できています。


３．出力ワットを超えても故障しない設計
購入当初は「出力ワット以上の家電を繋いだら壊れないか？」と不安に思っていたのですが、大丈夫でした！出力ワットを超えると電源が自動的に停止してくれる設計になっているため、壊れることはありません。


４．出力端子の多さ

AC出力　２つ
USB-A　３つ
シガーソケット出力

日常生活で使用する時、AC出力２つに照明・USB-Aにスマートフォンなどの充電を差していることが多いです。またAC出力の数が足りない時は延長コードを繋げて出力数を増やし(いわゆるタコ足配線)、照明２つとパソコンなどを同時に使用していることもありますが問題なく使用できています。

使用できるもの・できないもの

１．使用できるもの（私が実際に日々使用しているもの）
・照明(40W相当のLED照明２つ)　

ほぼ毎日、このようにしてリビングで使用しています。12W消費しています。明るさはこの画像で見るよりも明るいです。本も読めますし夕食も普通に食べることができます。照明の電源を落としても待機電力(2W)が発生していしまうので、このままにしているとじわじわ消費され続けていきますので注意が必要です。


・LEDランタン

０W～3Wで充電できてしまいます！このランタンとっても明るいので私はキッチンや寝室で使用しています。料理も洗物もできていますし、睡眠前に読書もできますよ！消費電力も少ないのでお勧めです。


・携帯電話・iPad・パソコン・カメラのバッテリーなどの充電

パソコンは昼間にどうしても家のコンセントに差してしまうことが多いですが、それ以外の充電系はほぼポータブル電源で賄えている感じです。


・コードレス掃除機の充電

20W～50Wくらいをうろうろしながら充電してくれています。掃除機を家のコンセントに差さなくなりました。


・サーキュレーター

弱風時約20W、強風時約40Wの消費電力で使用できます。夏は冬に比べてサーキュレーターの使用頻度も上がりますが発電量も増えるので期待しています。(まだ夏に使用したことはありません。)


他にも…　エネループ　電気毛布　車載冷凍冷蔵庫　小型IHまたはIHの中火　ヘアドライヤーの弱風　に使用できます。

２．使用できないもの
エアコン・電子レンジ・電気ケトル・洗濯機・ヒーター・トースター・炊飯器・冷蔵庫・ヘアドライヤー・IHこれらのものは、使用することが難しいまたは全く使えません。

Jackeryポータブル電源の4つのモデル

1000　700　400　240　の4種類です。数字は出力ワット数です。

出力ワット数が大きくなればなるほど、使える家電が増えます。本体も容量も大きくなります。また、端子の数も増えます。

重さは順に10.6㎏　6.3㎏　4.1㎏　3.2㎏です。

私の持っているJackeryポータブル電源700は6.3Kgですから、女性の方でも持ち上げられる重さです。しかし、ご高齢の方や重いものを持ち上げることが難しい方で防災用に購入を検討されている方であれば、Jackeryポータブル電源400や240など容量の小さいものを検討した方がよさそうです。

2021年3月現在、Jackeryポータブル電源240は公式サイトも含めネット上で売り切れているところが多いようです。容量は、スマートフォン20回充電できるくらいです。小さくお手軽に災害対策ができ、小さく持ち運びに便利なので売り切れているのかもしれません。

私の持っているJackeryポータブル電源700より大きいJackeryポータブル電源1000は、Jackeryポータブル電源700では使用できないと紹介したほとんどの家電に使用できます！（※家電のメーカー・大きさによりますので自宅にある家電の消費ワット数をご確認ください。）本格的にオフグリッド生活がしたい方や大家族での災害対策・キャンプにもってこいですね‼

Jackery ポータブル電源 1000 超大容量278400mAh/1002Wh

Jackery ポータブル電源 700 大容量192000mAh/700Wh

Jackery ポータブル電源 400 大容量112200mAh/400Wh

Jackeryポータブル電源の使用上の注意点

１．防水ではない
防水ではありませんから、雨の日にソーラー発電することはできません。また、豪雨災害時に持ち運んで避難する場合には濡れに注意が必要です。

２．長期保管の場合半年に1回60～80%に充電をしておく必要がある
毎日のように使用する場合は大丈夫ですが、バッテリーは放電してしまうため防災用に購入する場合は最低でも半年に1回充電する必要があります。私は4月と10月に防災バックの食品や衛生用品の期限確認をしています。夏と冬では災害時に必要な物も違ってきますから、年2回防災バックの中身確認とポータブル電源の充電をセットですると忘れずにできそうですよね。

Jackeryのソーラーパネル

Jackery SolarSaga 100 ソーラーパネル

Jackeryでは自社製品のソーラーパネルも取り扱ってくれています。あまり電気系統に詳しくない人でも、同じ会社の製品同士ですから簡単に繋げることができます。「配線よく分かんない(T_T)」という私みたいな人にはもってこいの製品です！❝INPUT❞というところに差し込むだけで蓄電できます。21W発電できていますね♡

ソーラーパネルに直接スマートフォンなどを繋げて充電することもできますが、私は蓄電して電気を使う方が楽なのでほぼ使用していません。マンションや賃貸アパートでの半オフグリッド生活も始めやすいですし、折り畳み式なので災害時にポータブル電源と一緒に持ち運ぶこともできます。もちろんキャンプや車中泊にも持って行くことができますから、一石二鳥どころか三鳥、四鳥といった感じですよね。

ソーラーパネルの節電効果

ソーラーパネルでの節電効果は、このような感じです。

2020年の11月の電気代支払い分から半オフグリッド生活を始めているのですが、毎月3000円から4000円くらいの節電効果があります。このまま使用し続ければ年間4万円前後の節電をしながら災害対策による安心も手に入れたことになりますから、大満足です！

雨の日は当たり前ですが発電できません。消費量の多い家電を使用して蓄電残量が０％になることもあります。電気の発電や消費が目に見えるようになることで「電気が当たり前に使えるってなんてありがたいことなんだ！」と感じるようになりました。他のところでも節電できるようになっていると思います。

当たり前に電気のある生活を見直すきっかけとしても、とてもいい買い物だと思っています。

おわりに

いかがだったでしょうか？
Jackeryポータブル電源を持っていればいつ災害に見舞われても安心です！もちろん、これさえあれば万全とはいかないですが、災害時にあるとないとでは全然違うと思います。水、食料などを備える、地震が来ても倒れてこないように家具を固定する、避難場所や経路を家族で確認しておくなどなど他にもありますから、その１つとして電源の確保を考えている方の参考になっていれば嬉しいです。

また、オフグリッド生活にも興味が持てたり始めるきっかけになっていたりしたら嬉しいです。