プランター野菜の土づくり

ガーデニング・観葉植物

こんにちは‼ほのかです。


今回は、プランター栽培の土づくりについてお伝えします。購入した土のみによる土づくりと再生した土を混ぜての土づくりでは違いがありますので、それぞれに解説していきます。

購入した土のみによる土づくり

購入する土は、広くなんにでも使用できる「花と野菜の土」が無難です。それぞれの野菜に適した土を購入すると土が余ってしまいますし、栽培キットもありますが出費もかさんでしまいます。「花と野菜の土」であれば、花にも野菜にもそのまま使用できる場合がほとんどです。

まず、プランターの底に鉢底石を敷きます。「底が見えないくらい」が目安です。


次に「花と野菜の土」をプランターの上2~3㎝分(ウォータースペース)を残して入れます。


最後に石灰を入れて混ぜます。石灰は100均でも購入できますがよく見ると卵の殻です。なので購入するならばホームセンターや苗もの屋さんでの購入をおすすめします。
私は食べた卵の殻を洗って乾かしておき、砕いたものを入れています。秋野菜の時に使用しましたが問題なく収穫できたので石灰の役割を十分果たしていると思います。


酸性に弱い野菜用の土には必ず石灰を混ぜます。酸性に強い野菜は石灰を入れなくてもすぐに種まきができるものもあります。購入した土が大丈夫か確認してから使用しましょう。


石灰をまいた場合は石灰が馴染むまでに時間がかかりますから、10日前後待ってから種まきや植え付けをするようにしましょう。

再生した土を混ぜての土づくり

コンポストやキエーロなどで再生した土を使う場合は、再生土1:花と野菜の土2の割合で使います。とよく書かれています。しかし私は1:1の割合で使用していますが問題なく使えています。購入した土の割合が増えれば増えるほど土も余ってしまい困りますから、できるだけ再生土を利用したいですよね。


まず、プランターの底に鉢底石を敷きます。「底が見えないくらい」が目安です。

次に「花と野菜の土」1:再生土2:「花と野菜の土」1の順に入れ再生土を「花と野菜の土」でサンドします。プランターの上2~3㎝分(ウォータースペース)を残して入れます。再生土の水はけに問題がありそうな場合は、小玉の赤玉土を混ぜることをお勧めします。

次に石灰を入れて混ぜます。再生土がサンドされたままの方がいいので、あまり混ぜすぎないようにします。また、再生土は生ごみによる酸性が強めですので酸性に強い野菜でも石灰を入れておきます。酸性に弱い野菜の場合は多めに入れます。再生土をプランター内でサンドする前に石灰を入れて混ぜておくのも手です。酸性が強すぎることの方が問題になりやすいので、多め多めに入れておく方がうまくいく気がします。


最後に、50度前後のお湯をかけて終了です。再生土と石灰がしっかり土に馴染むようにこの作業も忘れずにします。土が馴染むまでに時間がかかりますから、10日前後待ってから種まきや植え付けをするようにしましょう。

酸性に弱い野菜と強い野菜

酸性に弱い野菜と強い野菜は以下の通りです。

酸性に弱い野菜(石灰をしっかり入れる)酸性に強い野菜(石灰を場合によっては少し入れる)
ほうれん草ネギ・たまねぎ・レタス・大豆
キャベツ・エンドウ・インゲン
春菊・人参・白菜・きゅうり・なす・トマト
里芋・ジャガイモ・トウモロコシ・大根
※私が2020年春に作る野菜は赤文字で示しています。


最後に

いかがでしたか?野菜を育てる上で土は重要です。再生土を使ったり石灰の代わりに卵の殻を利用したりすると、栽培コストも下げられるしエコですよね。再生土についてもまた、解説していきたいと思います。参考になれば嬉しいです。

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